緑茶は身体に良いって本当?

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私は、いつも外で飲み物を買うときには、緑茶飲料を選ぶようにしています。それはなぜか?答えは簡単です。そう、健康に良いからです。お茶の渋味は、ポリフェノールの一種であるカテキンが主成分です。このカテキンが、実は健康に良いのです。今回はそのカテキンの健康の良い効果を紹介していきましょう。

その1 動脈硬化や心臓病を防ぐ効果

血中脂質(コレステロール、中性脂肪などの血液中の脂質)が異常に増えすぎた状態を高脂血症と言いますが、高脂血症の状態が続きますと、血管の内側にコレステロールが溜まったり、血栓になって血液の流れが悪くなったりして動脈硬化や心臓病が発生しやすくなります。カテキンには、これらの血中脂質を正常化し、血栓ができるのを防ぐ効果があるようなのです。動脈硬化や心臓病のような生活習慣病の予防には、血中コレステロール値を正常に保つことが重要なのですが、「緑茶を多く飲む人ほど血中コレステロール値が低い」という調査結果をテレビなどでみたことがある人も多いと思います。

これは、カテキンが食事中のコレステロールの吸収を抑えるためだと考えられています。その結果、血中コレステロールが高めの人が、毎回の食事とともに約200mgのカテキンを含む飲料を1日3回摂取すると、摂取2ヵ月後から徐々に血中コレステロールが低下してくるという調査結果もあり、しかもこの場合、悪玉といわれる「LDLコレステロール」だけが低下し、善玉といわれる「HDLコレステロール」には影響しないという、優れた特性も発見されています。

その2 抗がん剤としての効果

がん発生のメカニズムには2つの段階があるといわれています。

ひとつ目はイニシエーションといい、正常な細胞の遺伝子が発がん物質などにより傷つき、突然変異を起こしてがん細胞になりやすい状態になること。

もうひとつはプロモーションといい、イニシエーション状態が修復されないまま、がん細胞に成長してしまうこと。

お茶のカテキンにはこのイニシエーションとプロモーションの両方の作用を阻止する力があるといわれています。 実際、マウスを使った動物実験でも緑茶を食べたマウスの方ががん発生率が低かったという結果が得られているのです。

この効果は、カテキンの活性酸素消去作用、抗突然変異抑制作用などが関与していると考えられていますが、実は、まだ詳しい解明はされていないそうです。マウスでは実験済みなのですが、ヒトではの研究はまだ続いているということです。現在では、緑茶のがん予防研究は、疫学調査や動物実験を経て、臨床研究という新たな段階に入っています。現在、日本をはじめ海外の研究機関において緑茶成分のがん予防効果に関する臨床試験が開始され、「緑茶成分が人における有効性をもつか」に注目が集められているのだそうです。期待は持てそうです。

それでは、このカテキンを摂取するために、私が毎日飲んでいるペットボトル入りの緑茶飲料には、このカテキンはどれくらい含まれているのか?よく目にする商品をピックアップして一覧にしてみました。参考にしてみてください。

◆「お~いお茶」

もっとも馴染み深いと言っての過言ではないのがこの「お~いお茶」だと思いますが、そのカテキン量は、

36mg(100ml当たり)

ペットボトル一本の500ml当たりに直すと「180mg」でした。

◆「伊右衛門」

サントリーの「伊右衛門」は抹茶が入っているのだそうですが、そのカテキン量は

180mg(500ml当たり)

◆生茶

キリンの生茶については公式サイトの栄養成分表示にカテキンの表記がないため公式な数字は不明なのですが、これを調査してくれた方の結果を引用しますと、その量は

246.7mg(500ml当たり) ここまでで1位!(非公式データですが・・)

◆「お~いお茶濃い味」

濃くて苦味の強い伊藤園のカテキン量は

400mg(500ml当たり) 堂々の記録更新!

◆伊右衛門「濃いめ」

伊右衛門の濃い味バージョンのカテキンの量はというと

360mg(500ml当たり)

◆ヘルシア緑茶

特定保健用食品(トクホ)として花王から販売されている「ヘルシア緑茶」のカテキン量はなんと・・・

540mg(350ml当たり) さすが、トクホ!!

皆さん、いかがでしたでしょうか?コンビニでの緑茶飲料選びにも参考になるでしょうか?これまでもお茶は身体に良いとは言われて来ましたので、皆さんも是非、緑茶をちょっとだけでも多めに飲むようにしてみて、健康を意識されてはいかがでしょうか?

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